エコグリーン社長インタビュー No.1

2022年3月15日10:00 AM [お知らせ]

滋賀県にある株式会社エコグリーンは、外構、エクステリア、造園など、家や庭周りの工事を行う会社です。滋賀県や京都府の一部のお客さまを対象に「ありがとう」と言ってもらえるサービスを提供し続けています。今回は、エコグリーンの社長である奥村拓三が、起業までを振り返りながら仕事やお客さまに対する思いを語ります。

 

得意を仕事にする

エコグリーンの始まりは、奥村が1人で始めた美装工事業です。マンションやアパートなどの退去後清掃やメンテナンスなどを引き受けていました。

 

奥村　「ちっちゃい頃から掃除や片付けが好きで、家族から『掃除屋になったらいいね』とよく言われていましたね。わりと得意かもしれません。掃除は、何をするにも土台になるのかなと。起業を考えたとき、美装業に目を付けたのは、そこがきっかけかもしれない」

 

こどもの頃から、納得するまでとことんやりきる頑固なタイプ。家の中が散らかっていると、気になって片付けをしていたそうです。そういった性格が、現在の仕事に活かされ、つながっているのです。

 

美装の仕事をしていた知り合いの元で、修行をする形からのスタート。その後、清掃に入っていた先から、植栽剪定や除草、芝の手入れなどの依頼を受けるようになりました。造園屋との繋がりがあったこともあり、職人さんと一緒に作業に入って教わりながら植栽管理の業務に携わるようになっていきます。

 

「これもついでにやっておいてよ！」
と依頼されるたび、新たに学びながらお客さまの希望を叶えていく奥村の仕事スタイルは、事業の幅をどんどん広げていきます。そして、職人さんの手ほどきを受けながら造園の知識を深めていくうちに、今度は造園と関係が深い外構やエクステリアの仕事にも興味を持つようになっていきました。もちろん、外構やエクステリアの工事も、職人さんから学びながら自身で手がけていきます。

 

 

6～7年ほど個人事業という形で仕事を引き受けていましたが、平成27年 に「株式会社エコグリーン」として起業。美装業は古なじみのお客さまのみの対応とし、外構工事、エクステリア工事、造園工事をメインとした事業へとシフトチェンジしていきます。エコグリーンは、一軒家の外構やエクステリア関係の仕事を引き受け、駐車場の土間化や門柱、カーポート、テラスなどの設置、芝や庭木のような植栽など、庭全般を幅広く取り扱うようになっていきました。新築の外構部分を頼まれることも増えていきます。植栽関係の知識が深いことから、”塀をフェンスでなく植栽で”といった依頼にも柔軟に対応し、お庭の手入れが好きなお客さまに喜ばれるそうです。

 

そんな奥村は、自身を“ワーカーホリック”だと言います。

 

奥村　「時間があくとどうしていいかわからないので、仕事で何ができるのか調べたり考えたりするのに使っちゃう。それ以外の時間の使い方を知らないというか･･･。本当に、仕事が趣味って感じです。家族と仕事のことにしか、時間を使っていないかもしれませんね」

 

“愛妻家＆子煩悩な父”を自負する奥村は、休みの日曜日を家族のために使う日と決めています。息子さんたちと公園へ行ったり、自転車の練習に付き合ったりという過ごし方をしているそうです。その代わり、他の日は仕事に没頭していることがく、自身のキャリアやスキル向上に余念がありません。

 

ゼロイチが好き。不動産仲介業への進出を

 

現在、奥村が一番力を注いでいるのが2021年12月18日オープン予定の「ハウスドゥ アルプラザ堅田」。ハウスドゥ アルプラザ堅田は、不動産売買を手がける会社です。なぜ、不動産仲介業を始めることにしたのでしょうか。

 

奥村　「ゼロイチが好きなんですよ。しかも、なんでも自分やってみたくなるタイプ。探究心が強いから、新しいことにチャレンジしているとワクワクするんですよ。じっとしてられない感じ」

 

ゼロから新しいものを作り出す瞬間が好きだという奥村。ずっと同じことを続けるのも大切だとは思うけれど、どんどん新しいことを考えるのが好きだと語ります。そのひとつが、新規事業である不動産仲介業です。

 

奥村　「不動産の売買が行われると、中古物件のメンテナンスが必要ですよね。外構をきれいにしたり、庭の手入れをしたり。結局はすべて今の仕事に繋がっているんですよ。できれば、最終的には新築も手がけていけたらと思っています。土地からすべてお任せいただいて、家を売った後も植栽やエクステリアなどの手入れで長いお付き合いをさせていただけるような。そんな関係をお客さまと作っていきたいですね」

 

奥村の探究心やワクワクする気持ちが、今のエコグリーンを作っていると言っても過言ではないようです。
次回は、エコグリーンが大切にしていることをお届けします。